私の趣味の一つが、漫画を読むことです。
近年はプロの漫画にもウェブで無料公開されているものが多く、恵まれたありがたい時代です。
「単行本になった分は非公開になるから、その部分が読みたかったら単行本買ってね!」という情報がほとんどですが、中には「単行本が出た後も全話無料公開!」というサイトもあります。
そういうサイトでもやはり「単行本の売れ行きが悪くなれば連載終了」というルールはある訳で、「全話無料」という同じ環境で生き残る漫画・消えゆく漫画の違いは何だろうと考えた時に、読者層の違いかなと思いました。
少し前にツイッターで「某赤い帽子のヒゲオヤジのアプリ・買い切り1200円を高いという人達」が話題になっていましたが、今の10代って(という物言いをするとおっさんくさいですが)、物心ついた時には「無料で全部楽しめるコンテンツ」が周りに溢れかえっていたんですよね。
だから、「ウェブで見れば全て無料のものを、単行本という形でお金を出して買う」という行為が理解できない人も多いと思います。
それがいいとか悪いとかではなく。
そう思うのが当たり前の環境で育ってきた世代にウケる漫画というのは、いくらサイト上で高評価が付き、コメントがたくさん寄せられていても、単行本の売れ行きはイマイチな傾向にあるなと体感的に思います。
一方で、「最近評価がふるわないな」と思って見ていた漫画は単行本が一番売れてる稼ぎ頭だったりして、そういう漫画はアラサーがテーマだったり、「コンテンツにお金を払う」という行為が当たり前の子供時代を過ごした世代にウケる内容でした。
前者がダメな漫画で後者が良い漫画、とは限りません。
ただ、編集も漫画家も霞食って生きてる訳ではないので、基本無料の媒体で連載を持つのであれば、ある程度「コンテンツにお金を払う層はどこか」というのを意識した作品作りをした方が良いんじゃないかなと思わされました。